卒業します

近場での観光をすることになり、静岡県下田市松崎町にある長八美術館へ行ってきました。
“入江長八”という左官職人の作品を鑑賞できます。
入江長八さんは江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した名工(工芸家)であり、
左官(さかん)とは、建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事を専門とする職種です。
「なまこ壁」と調べてみれば、みなさんもなんとなく見覚えがあるのではないでしょうか。

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伊豆文 邸 

松崎町に残る呉服屋や学校にも、また民家の塀にもなまこ壁の装飾が見られ、
その土地に根付いた職人の芸術が、民間にも根付いていることが分かります。

岩科学校

明治時代頃からの日本家屋には、家を建てるなら1間洋室を設けることがステイタスだったそうで、海外から影響を受けた “粋“なデザインと日本家屋の仕様の組合せが個人的には好みです。
今も残されている古き良き日本の各地を今後も観光し続けたいと思います。

急な切り返しですが
このたび、私はエスバイエスを卒業することになりました。
あっという間に5年が過ぎていき、残りの勤務も数日です。

エスバイエスではいろんな思い出があります。
仕事以外に楽しいことがとても多くありました。
みんなが一人ひとりが頼もしく、
少し困ったときもすぐに解決し、笑って冗談を交えて話をした記憶がほとんどです。
仕事で行き詰ったときにも助けがいつも近くにありました。
卒業後も何か相談ごとがあれば気軽に連絡をしたくなるような、そんな人が集まっている会社だと思います。

この場も借りて、みなさんに感謝の気持ちを伝えます。
また遊びに来ます。たくさんありがとうございました。

吉川